お中元、喪中のマナーや熨斗・のし紙の
注意事項という事で

今回は喪中期間中に送るお中元に関して
解説をしていきますね

お中元 喪中 マナー 熨斗 のし

お中元やお歳暮というモノって、もはや
日本で社会生活している方からしますと

ごくごく一般的な、年中行事といっても
差し支えないイベントだと思います

実際にお中元を贈る、相手の方の種類と
いうのも

同じ会社の上司から取引相手の社長さん
習い事の教師や、お住いの大家さんなど

シンプルに会社やお仕事関係の場合など
には囚われずに

昨今は実に色んなケースでの、お世話に
なった方々への御挨拶だったり

コミュニケーションを取る一環としても
お中元やお歳暮は利用されてる感じです

ところが、そんな割合普段の生活に既に
馴染みのある

習慣化されたお中元(お歳暮)に関して
ちょっとイレギュラーな事態の場合には

その対応やマナーに関して戸惑うことも
有りますよね?

具体的にいいますと・・まぁタイトルで
書いた通りですが

忌中や喪中の場合に送るお中元に関する
マナーや熨斗(のし紙)に関して等です

そこで今回はそんなお中元に関しまして
喪中の場合でのマナーや熨斗(のし紙)
についての注意事項という事で

できるだけ判りやすく解説をしてみたい
と思っています♪

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お中元 喪中の場合に送る事の是非とその対応は?

ではまず最初に根本的な話しとしまして
お中元を喪中の場合に送ることの是非と
その対応は?という事で解説致します

但し、以下の内容をお読みになって貰い
判断があなた任せになる部分が少し有る
と思いますので

其処の部分に関してはあなたのご判断で
決めて頂ければ良いと思っています♪

では、まず大前提をお話いたしますね!

お中元やお歳暮というモノはお祝いごと
とは関係無くて

日頃お世話になっていることへの感謝の
気持ちであるとか、疎遠になっている事
へのお詫びの気持ちというモノを品物に
託して贈る・・・

というコトですので、いわゆるお祝いと
いった意味での贈答品では決して無いと
いう事になります

つまり、喪中であってもお中元をお贈り
する事も

勿論、頂く事も全く問題は有りませんし
マナー違反では有りませんので

安心してお中元(お歳暮)をお贈りして
頂いて結構です

で、上記が「大前提」とした上で幾つか
注意事項が有りますので

以下の内容も参考になさって頂ければと
思います

まず、お中元をお贈りする場合に何故?
皆さんが喪中を気にされるのか、という
切り口で考えた場合

幾つかの懸案事項が思い浮かぶかな?
と思います

それは・・・

その1.

忌中・喪中期間中、つまりルールや
礼儀は度外視しても

未だ悲しみに浸っていると思われる
最中に、お中元を贈る事は

相手の心情を思いやった場合、どう
なのか?といった点

その2.

忌中・喪中の場合などで、例えば?
お亡くなりになった日からまだ日も
浅い状況では

何かと忙しかったり・慌ただしいと
いうような状況なのに

お中元を贈ると、相手に気を遣わせ
ないか?という点

その3.

相手がどうこうというようなことも
さる事ながらルールとして社会的な
通念上

周りや相手からどう思われるのか?
という点

他にも細かくいえば有るとは思いますが
概ねこういったような点を含んだ内容が
多いのかな?と想像します

其処で、少し上記に関わる内容に関して
付け加えて解説しますので判断の参考に
なさって下さい

■忌中や喪中の意味とは?又その期間?

まず忌中や喪中とは?また、それぞれの
期間は?という事を把握しておくことが
大事だと思います

そこで忌中や喪中というのモノを簡単に
いいますと、宗教に関わる言葉なんだと
お考えください

喪は儒教に起因するもので、慶事を慎む
ものとされており

仏教や神道では喪とはいわずに忌といい
ます

そしていわゆる喪中や忌中という期間に
関しましても

ごく一般的には喪中期間は1年間、忌中
期間は49日と考えられていると思います

※宗派に依ってもまた違いが有る様です

又行政的な話しでいうと昔は服喪期間は

「父母の死亡の場合は喪は50日」
「義父母、祖父母の場合は喪は30日」
「夫の場合は30日」
「妻、嫡子の場合は20日」

と厳格に決まってました 汗

ですが戦後、混乱に乗じて通例は曖昧に
なって、喪中ハガキ等の事も含めまして

通説、俗説、根拠があやふやなまま現在
に至ってます

■忌中や喪中期間を意識してお中元を贈る場合

では、こういった点を考慮される場合の
忌中や喪中のケースで

お中元で考えうる事柄や対応としまして
どんな事が考えられるのかといいますと

●まず、お中元を贈る事自体は全く
 問題有りません

 冒頭で申し上げておりますが 笑

●心情、心労、お手間を考慮されて
 普段お世話になっていることへの
 お礼のお手紙お礼状を付けるのも
 良いと思います

≪参考文例・例文≫

初夏にはご不幸がありまして
お悔やみを申し上げます。

平素より大変お世話になっており
ますので、

細やかですが気持ちばかりを
お届け致します。

 マナー違反で無いと判った上でも
 あなたのお言葉で一言、ことばを
 添えてあげる事は良いアイディア
 だと思います

●気になるようでしたら、お中元と
 せず時期をずらし、暑中お見舞い
 (お盆まで)や、残暑お見舞い
 (お盆以降)の形でお贈りする

 仏事などの日の近さを考慮されて
 少し、間を取るような意味合いと
 お考えください

 ※これに関しては後で熨斗(のし)
 の所で説明致します

これらは単なる提案という事になります
ので、事例として参考にして頂ければと
思います

お中元 喪中期間に送る場合のマナー

では次にお中元・喪中期間に送る場合の
マナー ということで

少し・・よくやってしまう事を紹介して
おきます

まぁこれは、マナー違反に当たるのか?
どうかの判断は難しいのですが

そこそこよく見聞きするお話しですので
参考までに書いておきますね

まず忌中・喪中の場合に関わらずの話で
お中元を贈ること自体は全く問題ないと
いう事は既に何度もお話ししています

ですが、忌中や喪中という事を意識する
余りに、お中元の品に御線香等の仏事に
関わる品を贈るのはマナー違反にあたる
と言われています

お中元はお中元として先にも書きました
通りで、お世話になった感謝の気持ち

疎遠になっている事へのお詫びの気持ち
などに代表されるものであって、仏壇に
お供えする物を贈る訳では有りません

もし、そういう形にしたいのであれば?
それはまた、お中元とは別対応にすれば
(御供え、忌中見舞いなど)構わないと
思います

後、もう一つ良く有る事例としましては
熨斗(のし紙)に関する内容が有ります
のでそれはすぐ次の所で解説致しますね


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お中元 喪中の場合の熨斗(のし紙)

では最後に、お中元・喪中の場合の熨斗
(のし紙) という事でも少し解説をして
おきます

ここまで書いて来た中で何度か言及した
部分が有ったかと思うのですが

忌中や喪中期間中の場合に贈るお中元に
関しまして

少し注意を払いたいのが熨斗(のし)に
なります

と言いますのも例えば熨斗(のし紙)を
ご自身で用意される場合と違いまして

百貨店やギフトショップ等で手配される
場合では

一般的にお中元やお歳暮の熨斗(のし紙)
には紅白リボン結びの水引が、既に印刷
されてしまってる場合が有ります

※とても多いです

で、上で触れた部分になるのですがこの
水引の熨斗(のし紙)が

実はマナー違反と言われる事も有ったり
するようです

つまり、お中元を贈る事自体は祝い事で
無いので問題無いのですが

紅白蝶結びの熨斗(のし紙)がめでたい
意味、祝い事を指してるのが良くない!
という事ですね

※後お中元で黒水引き(白黒結びきり)
 はお避け下さいね

なので、これも気にされる方は!という
ことでの対応策ですが

熨斗(のし)を貼らずに、包装紙だけで
送っても良いと思います

後は最初の所でも書いたんですが、少し
時期をずらすことで、暑中御見舞いや
残暑御見舞いという事で対応をされても
良いと思います

この場合にも、通常は、暑中御見舞いや
残暑御見舞いの熨斗(のし紙)なんかは
紅白蝶結びですので

まずは、上の方で触れていますが
喪中期間というその期間を、どう
考えるのか?

更にその時点で忌明け、喪中明けに
既になっているのか?それを気に
されるのか?

という事を考慮して熨斗(のし紙)
を選ばれて下さい

例えば極端な例では余りにも葬儀の
直後なので、贈る日程を多少ずらし
はしたが

それでも、まだ喪中期間ということ
だって普通に有ると思いますので

ですがこう言ったこと、全て含めまして
どの程度配慮するのか?

どんな形で配慮をするのか?というのは
様々なケースバイケースが考えられる!
とは思っています

という事で今回はお中元・喪中の場合の
マナーや熨斗・のし紙の注意事項として

喪中期間中に送るお中元に関しましての
事例を交えながら、その対応方法を解説
してみました

こういう事というのは本当、宗教的な事
慣例、通例から単なる思い込みに至る迄
色んな事が絡んで来て

簡単な様で?話しが少しややこしくなる
ケースも有ったりします 

特に思い込みの部分で「マナー違反だと
思ったり」、「思わなかったり」などと
いう部分はたまに行き違いを生んだりも
します 笑

やはり現実問題ご存知の方と知らない方
との認識の差!というモノは

実際・・何処かでは?バッティングする
ことも往々にして有りますよね

後、こういった事の非常に難しい部分は
「ルールはルール」という所が有る一方

人を思い遣ったり配慮したりする気持ち
の部分も有るという事だと思っています

なので今回は私も冒頭で、大前提という
ある意味では結論です!みたいな感じで

最も基準になる、ベースとなる部分の事
を書かせて頂きましたが

あなたの判断にお任せする部分が有る!
という様な書き方をさせて頂いたように

考え方としては色々な考え方が有るとも
思っています

実際は仏事が有ったお宅やお中元を贈り
たい相手と亡くなった方との関係の近さ

などにも依って色々細かいニュアンスも
変わってきますよね・・・

なので、考え過ぎるとキリが無いので、
何処かで必ず線引は必要だと思いますが

ともかく納得の行く形でお中元がお贈り
出来る事を期待しています☆


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