初盆のお返し時期っていつまでにする?品物やお礼状、のしの色に
関してや、表書き(粗供養や志)はどう書けば良いの?と言うこと
について紹介致します

初盆

身内の方がお亡くなりになり、その方を祀る(まつる)儀式の事を
「お盆」と言いますが、その忌明け(きあけ・いみあけ)した最初
のお盆の事を「初盆」
と言います

※近しい人が亡くなってない場合のお盆は、通常、ご先祖様
 祖先の霊を供養する行事になりますよね

※勘違いされる方が多いですが、お盆の寸前に亡くなられた
 場合等、四十九日の忌明けがまだ済んでない場合の初盆は
 翌年になります

で、この初盆を迎えるにあたりましてやはり人に依ってはこう言う
冠婚葬祭系の行事を何度も経験されていらっしゃる方も居れば

本当に親族含めて殆どご経験が無く、初盆を迎えて何をどのように
対応すれば良いのか見当も付かないという方も居られると思います

まぁ昨今は冠婚葬祭、特に葬祭に関してのサービスを手掛ける企業
や会社は沢山有ると思いますので

そういった所に任せたり問い合わせをすれば、段取りとして困る事
は無い様に思うのですが

そうは言ってもイレギュラーな事が有ったりやはり礼儀を失しては
失礼になってもいけませんので、ある程度の基礎知識というものは
自身でも押さえておきたい所ですよね

そこで今回は初盆のお返しの時期はいつまでにする?品物やお礼状
のしの色に関してや、表書き(粗供養や志)はどう書けば良いの?
と言う事に関して簡単に紹介しておこうと思います♪

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初盆のお返し時期、いつまでにする?品物?お礼状?

ではまず最初に、初盆のお返し時期をいつまでにする?と言う事に
関して紹介しておこうと思います

まずそもそもなんですが、初盆であると言う事に関わらず、お盆と
いう儀式・行事の時期がいつなのかという話しなんですが

実は厳密には「日本ではこの日です!」という風に決まっていない
ものの(非常に地域性がある)一般的には旧暦か新暦の7月15日
付近・・・

よく言われるのが7月13日か8月13日から4日間と言う期間が
お盆の時期と言われています

まぁ1日だけでも無く長い期間でも無いんですが、宗派や地域など
によって檀家が多かったりすると、とても1日では周りきれないと
言う事情を考慮してかな?なんて穿った見方もしてしまいます 

それはともかくとしてもお盆(初盆)の時期は上記の様に決まって
きますので、必然的に初盆のお返しをする時期も決まってきます

ちなみにこの初盆のお返しと言うのは具体的には香典(「御仏前」
「御佛前」「御供物料」など)や提灯代、線香代などへのお返し

ことを指しています

で、お返し時期なんですが、後で又紹介致しますが、初盆のお返し
を品物でするにしても、お礼状でするにしましても、基本、出来る
限り早く!
と言うことは必須になります

なので、遅くとも初盆の法要のある月の月末迄には届く
様にして下さいね
例:8月に行った場合は8/31まで

ここで大事な事は初盆のお返しと言うものは上記に書きました通り
出来るだけ早くが基本ですので、法要に参列される方々に関しては
その時にお返しするのがベスト
です

ですが、その上で幾つかの懸案事項が出て来ると思います

▲初盆の法要の参列者の方々それぞれが、御供物料や
 提灯代などを幾らぐらい包まれるのか?頂くまで不明

▲更には、仮にお返しの品物を半額~1/3程と想定して
 いたとしても頂く金額にばらつきが有るのでは? 

▲想定外の高額(品物)を頂いてしまった場合

▲遠方なので参列はされなくて、お届け頂いた場合

なのでこれはあくまでも一例と言いますか一つの案にしかならない
のですが、初盆のお返しと言うことでの考え方の例として書かせて
頂きますね

■法要の後に会食(食事の席)を設けて、それをお返しの
 一部とみなすのかどうかを考える

 ※お弁当や出前、人数の想定が必要

■いずれにしろ、お礼状とお返しの品物(引き出物等)は
 十分な数、用意しておいて初盆法要の参列者へお返しと
 してお持ち帰り頂く

 ※ショップに依っては、多めに注文しても返品可能な
  ケースも有ります

■高額な御供物料、提灯代や品物を頂いたり、遠方と言う
 事でお送り頂いた方へは、改めて別にお返しをお送りする


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初盆のお返し のしの色や表書きは?粗供養・志?

では次に初盆のお返しの品物でのしの色や表書きは?粗供養・志?
と言う事に関しまして紹介いたします

上でも少し触れましたが、初盆のお返しと言う事で何らかの品物を
ご用意される場合

それが、法要に参列された方々へ直接お渡し頂く場合にしましても
法要後に郵送される場合だとしてものしで包装する事になります

初盆のお返し のしの表書き

この初盆のお返しののしの表書きと言うものが、実は、何通りかの
書き方がございます

関東方面含め、一般的には「志」「初盆志」「御初盆志」「新盆志」
「御新盆志」「初盆供養」「新盆供養」等に対し

関西方面に多い(関西だけ?)と言われるのしの表書きが「粗供養」
(そくよう)になります

他にもこの地域ではこういう書き方が一般的!と言う事が有ったり
しますので、気になる方は是非調べられる事をおすすめ致します

初盆のお返し のしの色

基本的に白黒の水引で間違いが無く、関西(特に京都?)では黄白
も使用が可能です

※但し黄白は馴染みの無い地域も有りますのでその点ご注意下さい

初盆のお返しの品物・ギフト お菓子?そうめん?

では最後に、初盆のお返しの品物・ギフトに関しまして、お菓子や
そうめん?と言う事で少し紹介しておきますね

今まで書いて来ました通り、初盆のお返しの品物・ギフトを考える
にあたってどんな物を用意すれば良いのかな?と検討する場合

お供え頂いた物の中で、傷みやすいもの・生もの・腐るものなど
分けてお持ち帰り頂くと言う様な地域も有るようですし

食品(調味料やお菓子、夏場なので清涼飲料やゼリーなど)や洗剤
などなど、消費して無くなるものが良いと言う様な考えが定着して
いる所もございます

又、由来は不明ですが、初盆のお返しの品物として「そうめん」
かなり定着しています(夏場なだけが理由なのかは不明 汗)

勿論、昨今の流行としましてカタログギフトなどをお送りする事も
特に失礼にはあたらず割と一般的になって来ています

 ※当然、個別にカタログギフトを嫌う方への配慮は必要ですが

まぁ必要以上に?それ程には難しく考える事は無いと思うのですが
やはりせっかくの故人に対しての気持ちのお返しと言う事を考えて

且つ、失礼の無い様にと言う事ではその道のプロを参考にするのも
一つのアイディアだと思います

下記は仏事専門のギフトショップですので、お返しの品物で迷われ
てる方などは利用されるのも一つの手段だと思います

★初盆のお返し: 仏事専門ギフトショップ【お返しナビ】

と言う事で今回は、初盆のお返しの時期はいつまでにする?品物や
お礼状、のしの色に関してや、表書き(粗供養や志)はどう書けば
良いのかと言う事に関して紹介致しました

お盆、しかも初盆となると、まず儀式・行事としての段取りや勝手
が解らなかったりマナーやルール的な事も不明なので

ついつい失礼な事をしないだろうか?と言う疑心暗鬼に囚われがち
になるかも知れません

けれど、初盆の法要と言っても最も大事な事は、やはり故人を偲ぶ
と言う事に間違いは有りませんので

基本的な事を押さえながら、是非、参列される方々に感謝の気持ち
を持って対応されればまず問題無いと思います☆


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